仕事場への不満も尽きないまま、日記に書くのもうんざりしていたところで、なんと6ヶ月が過ぎてしまった。この6ヶ月の間に、個人的には、5月に結婚式をし、6月の末から7月末までの4週間は、去年と同じミッションで形成外科オペチームの一員として2週間、プラス、ハニームーン2週間でタンザニアへ行ってきたり、といろいろなことがあり、とても忙しかったのも事実なのだ。
ここ2、3年ほどの間に、パース市内ではどの病院のオペ室も殆ど同じ様な状況に陥ってしまい、日々を大量数のナーシング・エージェンシーのナース達に頼る毎日となってしまっている。パーマネントのスタッフと違い、その日その日の仕事さえこなしたら終りのエージェンシーのスタッフの集まりの結果、だんだん仕事が粗末になっている様な気がするのは私の気のせいなのだろうか?パーマネントのスタッフに比べてエージェンシーのスタッフは時給も2倍以上で、そのスタッフが真面目に仕事をしなかったりするのを見てパーマネントのスタッフまで意欲をなくしているようにも見える。残念ながら、本来の看護の精神なんて完全に忘れられてしまっている感じで、自分本位で患者を優先しないナースが沢山いるのも事実だ。私自身は文句を言いながらもやはり自分の仕事が好きで、患者の為に働いているので、イライラはしながらも依然同様に働く事が出来ている思う。でも周りではパーマネントのスタッフは次々と辞めていくし、この先本当にどうなることやら・・・、と考えると不安にもなる。
パース市内ではマネージャー・クラスであるレベル3のナースもやはり足りないそうで、つまりマネージャーが辞めても、どこかの病院からまるでミュージック・チェアかメリー・ゴーランドの様に次のマネージャーが移ってくるだけである。そうしてマネージャー達が数年毎にぐるぐると市内の病院を回っているだけで結局何も変わりはしないわけである。
タンザニアへ行って思うのはこのミッションで本当に助けられているのは私自身だという事である。2週間の仕事は確かにとてもハードだけれど、人々はもっと純粋で裕福でもないのに文句を言う事もあまり無い。それに比べて私達は電気もあれば水道の水だって飲めるし、広いベッドで足を自由に伸ばして眠れるし、清潔で美味しい物も沢山食べれるのに、文句ばっかり。これは痛みについても同じ事が言える。彼らは「痛い」と言わないけど、私達の周りでは30Gの針でも大騒ぎする人が沢山。彼らとの違いは彼らはそれ以上別の生活が有ることを知らない事かな。だから私はこうして帰って来てしばらくは少し哲学的になって、自分がいかに恵まれているかを本当に幸せに思う。私の今の立場としては、こうしてオペ室で働いているからこそ、ミッションとしてタンザニアへ毎年行くチャンスも有り、その度に自分の人生を見直すことが出来るし、これもまた有難い事なんだな〜と思う。まあいろいろ不満も尽きないけれど、状況がここまで来たからには、私は私自身が満足・納得できる仕事をする事に今まで以上に集中していきたいと思う。
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Date: 2007/08/20(月)
No.61
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前回日記を書いて以来3ヶ月がたとうとしている。クリスマスの後は、日本へ4週間帰っていた。日本の北海道のニセコで例年の様に2週間のスキーを楽しみ、里帰りもして美味しい物を沢山食べて、楽し〜い時間を過ごしてきた。ちなみに余談だが、ニセコには日本人以上にオーストラリア人があふれている。昨年辺りから急に増え始めて、今じゃあゲレンデや町で見かけるのはどう考えてもオージーが日本人を超える始末だ。今まであった良き古き物がどんどん壊されて、文化も建物もオーストラリア人好みに変わってきている。土地の値段も吊り上り、まるでクインズランドの逆現象が起こっていると言っていいだろう。そろそろ別のスキー・リゾートを探さなければならないかしら・・・。
楽しかったホリデー後、仕事に戻って3週間目。新しい病院のルーティンにも慣れて、ここ最近はストレスフリーの生活をしている。日本では考えられない事だが、2つの病院でパートタイムで働くと、実際の仕事以外のごちゃごちゃに巻き込まれなくて済むというメリットがある。人に言わせれば充実感に欠けるのではとも聞かれるが、実はそうでもない。返って他に使うエネルギーが無い為に仕事に集中出来るし、楽しく仕事が出来る様に今の所私には思える。仕事場の同僚にも何だか優しく接する事が出来る様な気がしている。つまり自分にとっても余裕があるのだ。とっても良い事だと思う。なんでもっと早く決心しなかったのかな〜、なんて思ったりもする。まあこれもこんな気持ちが長続きするかどうかわからないので、楽しめるうちに大いに楽しもうと思う。
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Date: 2007/02/12(月)
No.60
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先週から新しい病院での仕事を始めた私。先週はとりあえずオリエンテーションって事で雑用のみをしたのだが、今週は少し仕事らしい仕事をすることになった。今日は4年ぶりに手洗いをすることになった。あまりにも久々でちょっと戸惑ってしまったけれど、乗っていなかった自転車に久しぶりに乗ったときの様な感覚ととても似ていて、なんとなく体が思い出し始めた感じの1日だった。今日のところはとりあえずマイナーなオペの手洗いだったし、以前この病院で働いていた時に、一緒に働いたことのある一般外科医だったので、特に語るほどの出来事も無く私の1日は終了した。1日4回も手洗いをすると、1日の終わりには手ががさがさに荒れているのに気づく。これを毎日しているときっとまた手荒れに悩まされるかな〜、っと思うけど、2日手洗いをすると、今まで長く働き続けているもう1つの病院の勤務に戻り、今度は麻酔科の仕事が2日間なので、手荒れはそうひどくもならないだろう。
新しい病院は今までの病院と比べてとても規模が小さいので、忙しさが全く違う。仕事に時間もかけられるし、よく言えばきちんとした仕事を最後まで終えることが出来て違った意味の満足感が有る。フルタイムの時間に戻ってちょっと疲れ気味だけど、それにもそのうち慣れるだろう。
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Date: 2006/11/20(月)
No.58
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最近いろいろと忙しくて、なかなか日記も手につかない状態だった。ひと段落着いたのでちょっと近況など綴ってみよう。
職場は相変わらずで、マネージャーはもう何ヶ月も病欠(ストレスリーブらしい)で仮のマネージャーが取り仕切っているが、これも自分に言い寄ってくる人の話だけ聞いて、不公平に怒鳴られたりするもので、スタッフはどんどん不平を溜めて、以前よりももっと不穏な空気が漂う職場の最近。この6年同じ職場で質の高い仕事を目指してきた私だけれど、ここ最近になって本当に行き止まりにたどり着いてしまった気分。私のモットーとして問題は解決するもの、決して避けるものではないとしてきたけれど、さすがに自分の体調まで崩し始めると、このストレスの原因を解消しなくてはならないものだ。
いろいろ考えをめぐらした挙句、環境を変えて気分転換を図ることにした。11月半ばから2つの職場に通う事にした。現在の職場での時間数を週20時間に減らし、他の職場であと20時間+働く事にした。数年間麻酔科の仕事のみをしてきたけれど、これからはもう1つの職場で、またスクラブ(直介/間介)に従事する事にした。自分の仕事は今まで通りベストを尽くしていくけれど、週に20時間ずつしか1つの職場に行かないので、職場の政治にどっぷりつかる必要がなくなる。
随分長くかかってこの結論に達したけれど、到達してみたら、なんでもっと早くこの様に考えられなかったのかと不思議に思える。ただ、ここ2年程週に30時間しか働いていなかったのに、突然フルタイムの時間以上働く事になるので、初めはきついかな〜。12月末から5週間ホリデーだからそれまで頑張ってみよう!
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Date: 2006/11/05(日)
No.57
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