*--DIARY--*

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    突発的妄想小説:THE IDOL M@STER SP  2008/08/08(金)
    思うこと  2008/08/03(日)
    突発的妄想小説:THE IDOL M@STER SP"NEW STAGE NEW PHASE"前編  2008/07/30(水)
    あまりにも、  2008/07/29(火)




    突発的妄想小説:THE IDOL M@STER SP
    吉野夕。22歳に765プロへ入社。
    吉野財閥の一人娘であり、この765プロへの就職は夕に後を継がせるための武者修行の形で、夕が父に懇願し、
    それが認められて入社の流れになった。
    最初は、後に同じチームとなる有川の付き添いとして、研修を行い、その3ヶ月後、チームに入り初めてのプロデュース活動を行うことになった。
    その最初のアイドルが、同じく入ってきたばかりの星井美希だった。
    「お互い、初めて同士よろしくね」
    「うん。よろしくなのー」
    それが、二人のプロデュース活動の始まりであった…が、プロデュース活動は夕が想像したものより、過酷なものだった。極めてマイペースな美希、新人で右も左すらわからない夕。レッスンは美希のごまかしが度々あり、ノーマルレッスンどまり。
    営業活動も新人の夕には大した仕事も入ってこず、また、美希のマイペースが影響してトラブルもしょっちゅう起こっていた。
    しかし、美希の気の抜けた、やる気の無い行動に夕は怒ることも無く、懸命にレッスンを進め、営業活動を続け……その努力が実り、7ヶ月目でアイドルランクCにアップした。

    「夕プロデューサーさん、おめでとう!ランクアップですよ!」
    テレビ撮影が終わって事務所に戻ってきた二人を、ランクアップ通知を持った小鳥が駆け寄ってくる。
    「えっ…本当ですか!?」
    「はい♪今日7時の時点でファン人数規定クリアです!」
    小鳥の言葉を聞いて、二人は呆然と立ち尽くす。半秒たってから夕は隣に立っていた美希に抱きついた。
    「うわっ!」
    「やったね、美希ちゃん!これでアイドルの仲間入りだよ!」
    「ぷ、プロデューサー…苦しいの…」
    嬉しさのあまり、夕は美希の体をぎゅっと抱きしめる。美希は少し苦しそうだったが…いやではなかった。

    その帰り道、美希と夕は電車の中にいた。今日は特別に、と夕は美希を家まで送ることにした。二人以外にその車両に乗客はなく、規則的な音だけが聞こえてくる。
    うつらうつらと舟をこいでいる夕を、美希はじっと見ていた。ここ最近は夕は美希を売り込むために休みもとらずに営業活動を続けていた。もちろん、それを美希も知っている。
    「…ューサーさん?」
    「えっ!?」
    はっとした夕は思わず身を起き上がろうとして、反射的に起き上がろうとして、あたりを首で軽く見回す。すぐそばにいた美希を見つけた夕は、ほっとして、ゆっくりと座る。
    「ああ、ごめんね、美希。ちょっと寝てたみたいね」
    夕はそういって、少し腕を伸ばした。しばらくまた規則的な音が続き、夕が再び舟をこぐ前に美希は夕にひとつの疑問を投げかけた。
    「ねえ、プロデューサー…どうしてそこまで美希のことで頑張ってるの?」
    「え?」
    美希の疑問に夕は隣にいる美希の方を向く。
    「だって、他人じゃない。自分の事じゃないのに、どうしてなのかな、って。美希には分からないの」
    真剣なまなざしで言う美希に、夕はああ…と納得して、ゆっくりと背もたれに身を寄せる。夕は視線を天井に向けた。
    「私ね、子供の頃アイドルになりたいって夢を持ってたの。でも、持っていただけでそれを実行することはしなかったし…多分、できなかった。765プロに入ったのは自分が出来なかったその夢を、同じ夢を持っている子へかなえてあげたいと思ったから…かな」
    美希は黙って夕の顔を見る。その顔は美希には輝いて見えていた。
    「最初はね、765プロに入ったとき…それを自分ひとりでやってみようと思ってたの。今まで、自分でやってみた事ってそれほどなかったし、打ち込めなかったから…でも違うと判った。有川さんや茂木原さん、夜原さん達や小鳥さんやアイドルのみんなに助けてもらって…やっとやっていけるんだって…特に、美希の助けがほとんどだったけれどね」
    「美希…が?」
    目を丸くして美希は言う。夕は笑って答えた。
    「ええ」
    その言葉に美希は夕から視線をそらして、窓の外を見る。夕も同じように流れる光の景色を眺めた。
    「そう…なのかな」
    「そう…なのよ」
    再び、規則的な音だけしか聞こえてこなくなったがしばらくして、美希の直ぐ近くからそれとは違う音が聞こえてきた。夕の寝息である。
    「そんなに頑張らなくてもいいのに…。美希、その分頑張るから」
    Date: 2008/08/08(金) No.648


    思うこと
    8月4日 AM4:45
    夢でディレ3深見さんと会っている夢を見ました…。L4U、最も早い段階ではマスターアーティストから名前が消えた女史ですが、変わらず活躍しているそうで安心しました。
    みらいちゃん、小鳥さんの産みの親で、みらいちゃん再登場希望ーとアイマスロケテの頃から村長と書いてたら、池袋ロケテ、中野ロケでは自分だけのレスにみらいちゃんが書かれ、レポでは本人の手によるみらいちゃんのレポ漫画が出てきて、あの時は狂喜してました。
    (そもそも、ノートの書き込み全てにレスすること自体が驚異な所)
    アイマスの絵師は今は多々いますが、印象に残る絵師は深見さんだけです。それだけ、あのときに書かれたレスのみらいちゃんは自分の中で強く残っているわけで。

    …正直言いまして、今回のライブのサプライズがなければ、近いうちにアイマスから降りる気でいたんですよね…。XBOX360から離れ、PSPが移植ならそこまで追いかける気力も回す金もあの頃はなかったですし、同人に関しては何とかぎまんぐちゃも切りのいいところ(二順)で終わったし、創作のほうに力を入れようとしていましたし。
    いろいろと思うことがあるけど、今日はライブを楽しんでいこうと思ってたら、961プロ、美希の移籍、貴音と響の登場…ちょっと待ってくれよと。
    とんだ演出を出してくれたな、と。

    また、みらいちゃんを入れられる要素を作ってくれたな、と。

    久しぶりにまともに覚えている夢を見ましたね…。
    Date: 2008/08/03(日) No.647


    突発的妄想小説:THE IDOL M@STER SP"NEW STAGE NEW PHASE"前編
    しん、と静まった765プロの会議室。
    窓から入る光は外の街灯ぐらいしかなかったが、今はブラインドを下ろしてその光すら入れていない。
    部屋には5人の女性と女の子が何一つ言葉も発することなくただ、座っている。
    北側に座っていた二人組は、有川朝美プロデューサーとその彼女の担当アイドル、水瀬伊織。
    窓を背に向け、東側に座っているのは茂木原真昼プロデューサーと高槻やよい。
    その反対、ドアを背に向け西側に座っているのは新人プロデューサー、吉野夕。
    彼女の担当アイドルは星井美希…だが、彼女は夕の隣にはいない。

    その静かな部屋の壁を通して、わずかに複数の駆ける足が聞こえてきた。
    駆け足の音が打ち合わせ室のドア付近で止み、すぐに、こ、こんと早くノックの音が聞こえる。
    「どうぞ」
    有川が答えてからすぐにドアが開いた。
    「如月千早です。遅れて済みませんでした」
    「夜原です。遅れてすんません」
    夜原洋次と、その担当アイドル如月千早が息を切らして入ってくる。
    「ううん。大丈夫。さっき集まったばかりだから」
    真昼がそう答えると、悪いね、と夜原は答え有川と対面するように南側の席に座る。

    …普通だったら、めったに使わない会議室を使う目的としたら、定期ミーティングのはずだった。
    ミーティングといっても、小鳥が淹れたコーヒーやジュースを飲み、春香が持ってきたクッキーをつまんでのまったりとした空気の中で行われるものだったが。その中で、最近の流行の動向、新しいアクセサリー、衣装について、他事務所の様子など情報交換を行っていた。

    だが、今はそれとは違っていた。
    この会議室に入ってからずっと暗い顔のままの夕、隣にいない美希が最大の理由でもある。

    「さて…みんな。あれから何か新しい情報って入った?」
    有川は夜原と千早が落ち着いたのをみて、話題を切り出す。みんな、といってもこの日に外出したのは、真昼と夜原の2組だけであることは有川もわかっていた。まず真昼が、手元にあったクリアファイルの上を取り出して、前に出す。

    「そんなに収穫無かった…961プロが美希ちゃんの移籍をメディアに発表したのは午前9時25分。その1時間前には各報道に『PF』発表という日時と場所内容を流してたことが判っただけ。あと正式のアナウンスはまだだけど、一週間後には961プロがプロジェクトフェアリー発表ライブを行うみたい」
    「知り合いに961プロと関わっていたスタッフがいて、聞いてみたんだけど961プロ側はこのことに関して3ヶ月前から緘口令出してたみたいっす。この移籍は本当に秘密裏に行われてたって事…だな。夕にも知らないところで」
    「……」
    夜原の報告に、夕は顔をしかめる。
    有川は溜息をついた。美希の移籍を聞いてからおよそ11時間が経過している。それなのに、これだけしか情報を集められないことに、納得がいかなかった。

    「夕…美希と別れるとき、美希は何言ってたの?」
    有川の言葉に、全員は夕に視線を向ける。夕はうつむいたまま、何も話さない。
    いったい何がいけなかったのか。
    昨日、何故あんなことをしたのか。
    何故、美希は姿を消したのか。
    「美希は…」

    振り絞って声を出す夕。この物語の始まりは、夕と美希の出会いから始まった。
    Date: 2008/07/30(水) No.646


    あまりにも、
    嫉妬する。そのやり手に。
    下で書いたことなど、払拭するくらいに。
    それほどのライブでしたよ。

    マスターライブ、マスターアーティストの曲をふんだんに出し、
    サプライズのヤキニクマンの登場。
    あの中で個人的にはリレーションズのノーマルからリマスター(閣下わっほい)への変えはツボにきました。

    そして、最後のPSP版情報のインパクトと来たら…。
    961プロ、美希の移籍、アーケード開発時に消えたはずの貴音と響の再登場。
    アイマスを知っている以上、これに食いつかないはずがない。

    …本当に改めて、下に書いたネガはまだ残るものの、ばかばかしいと思い始めました。



    おかげで又、アイマスで何かやってみたくなりました。ええ。

    特に、美希の移籍の発表の前にあった、
    「他の子と一緒じゃヤ。プロデューサーは美希だけ見てほしいの!」
    この美希のセリフがどうも印象が残りまして。
    Date: 2008/07/29(火) No.645



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